【必見!!】あいちのかおりの特徴とは?美味しい食べ方もご紹介
みなさん「あいちのかおり」というお米の品種は知っていますか?
実は愛知県ではお米の作付面積の約4割が「あいちのかおり」なんです!
愛知県の奨励品種米なのに意外と知らない方も多いはず・・・
「他のお米の品種と何が違うの?」
「聞いたことないけど食べてみたい!」
そんな方のために「穂の国」の呼ばれる地域の米農家『たんぼや市河十三代』が
「あいちのかおり」の特徴や美味しい食べ方などご紹介いたします。
あいちのかおりの名前の由来
「香るように芳醇な味」という、そのおいしさに対する形容から命名されました。
あいちのかおりの品種系統
愛知県内のお米の作付面積の4割が『あいちのかおり』で、ハツシモ(産地:岐阜県美濃地方)とミネアサヒ(産地:愛知県中山間地)の交配により誕生した愛知県の奨励品種米です。愛知県内の多くの学校で給食米として採用されています。
あいちのかおりの特徴
他のお米に比べてたいへん大粒で保水力が高く、ツヤツヤで、ふっくらとしたお米です。
粘りや甘みがほど良く、さっぱりとした味です。粒がしっかりしていて食べ応え十分です。
冷めてもあまり硬くならず、お弁当はもちろん、寿司米や丼ものとしてもぴったりです。
あいちのかおりのおいしい食べ方
① おにぎり
塩だけで、あいちのかおりのお米の風味を引き出すため、三食飽きずに食べることができます。私は高校生の時、昼の弁当は毎日おにぎりでした。
② 卵かけご飯
炊き立てのご飯の上に、卵と醤油での卵かけご飯はいかがでしょうか?
ふっくらとした米粒に卵のとろみと熟成された醤油とが絡みあい絶妙な旨味を引き出します。
また、卵は完全栄養食品とよばれ、一つの食材でビタミンCと食物繊維以外の栄養素をすべて取り入れることができます。
③ おかゆ
なにかとストレスが多い今日この頃、あなたの胃腸は弱っていませんか?
そんな時におススメなのが、大粒のお米で作ったおかゆです。
ふっくら大粒のお米、あいちのかおり。そのお米を美味しい水とともに、最初は強火で加熱し、沸騰したら弱火で数分、加熱します。
とろみが出たところで、塩を少々まぶし、数分蒸らしたら、梅干しなどをのせて完成です。
あいちのかおりのお米が持っているほのかな甘みと、梅干しの酸っぱさがあいまって、風味豊かな一品の完成です。
また、お米には腸内細菌(特にプレボテラ菌など)を活性化させる働きがあり、ストレスで弱った免疫を元通りにしてくれます。
あいちのかおりの特徴を活かす農法
①冬期湛水農法
冬場の田んぼに水を溜め、土中の微生物の活性化を促す農法です。自然農法に近い農法であり、詳しくは別の記事でご紹介します。
【必読】お米をこよなく愛するあなたへ是非,知ってもらいたい農法『冬期湛水農法』
② 有機(緑肥)無農薬農法
緑肥(レンゲ草など)を使って、たんぼに肥料を与えます。植物がつくる肥料なのでバランスがとれた土づくりができます。
また、農薬をいっさい使わないので、土中の微生物が活性化し、さらに作物にとって最上の土を作り上げます。
詳しくは別の記事にてご紹介します。
③ 有機(堆肥)減農薬農法
良質な動物性堆肥をつかって栽培します。
ひとの顔が皆違うように、たんぼにも色々な特徴があります。
水がたまりやすい田んぼもあれば、水がたまりにくい田んぼもあります。
水がたまりにくい田んぼで、無農薬のあいちのかおりのお米の生産はできないので、田植え直後に1度だけ除草剤(減農薬)を散布して、雑草をコントロールする農法です。
詳しくは別の記事にてご紹介します。
まとめ:たんぼや市河十三代がつくるあいちのかおりの特徴
私たち、たんぼや市河十三代は「家族がみんな健康で、仲良く力を合わせてともに生きること」が最も幸せなことだと考えています。そして、その健康を支えるのは毎日の食事です。
日本人の多くが、主食であるお米を毎日食べています。当家のお米が家族を愛する人々の一助になれるように、心を込めて、種まきから、稲刈り、そして乾燥・調整まで『家族愛』の思いを込めてあいちのかおりのお米を作っています。
【注目!!】あいちのかおりを食べてみよう!
あいちのかおりの特徴が分かったでしょうか?
美味しい食べ方もご紹介したのでぜひ食べてみてください!
たんぼや市河十三代では化学肥料や農薬を使わない安心・安全なお米を販売しています。