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真空パックのお米の保存期間は?長期保存は?メリット・デメリットも

真空パックのお米の保存期間は?長期保存は?メリット・デメリットも

 昨今の世界情勢により、食糧の備蓄を考える方が多くなり、お米の長期保存方法について関心が高まりつつあります。お米を長期保存する方法はいくつかありますが、そのひとつに真空パックを使った保存方法があります。当家では、できるかぎり鮮度の高いお米をお客様に提供すべく、真空パック使った商品の配送を行っています。真空パックでの保存方法について、メリットとデメリット、そして注意点について、米農家がポイントを絞って解説いたします。

真空パックのお米のメリット

お米を真空パックにすることで、以下のようなメリットがあります。

鮮度を保持できる

真空パックにすることで、お米を無酸素状態にすることができます。酸素に触れることがないため、お米の酸化を防ぎ、鮮度を長く保つことができます。白米の場合、酸化が進むと味や粘り気が失われてしまいますが、真空パックであればそのような心配がありません。

虫の発生を防ぐ

真空パックは密閉性が高いため、虫が侵入することができません。米につく代表的な害虫であるノシメマダラメイガやコクゾウムシは、酸素がない状態では生きていくことができないため、真空パックにすることで発生を抑制することができます。

カビの発生を防ぐ

お米のカビ発生には、17%以上の湿度が必要となります。真空パックにすることでお米の水分を保持し、カビが発生しにくい環境を作ることができます。特に、梅雨時期などの湿度の高い時期には効果的です。

臭い移りを防ぐ

真空パックは臭いを遮断する効果もあります。他の食品の臭いが移る心配がなく、お米本来の香りを楽しむことができます。

長期保存が可能

上記のような効果により、真空パック米は長期保存が可能となります。白米の場合、常温で約1年、冷蔵庫で約2年間保存することができます。玄米の場合、さらに長期間保存することができます。

持ち運びやすい

真空パックは軽量でコンパクトなため、持ち運びやすいというメリットもあります。キャンプや旅行など、外出先でも美味しいお米を炊飯したい場合に便利です。



このように、お米を真空パックにすることで、鮮度保持、虫・カビ対策、臭い移り防止、長期保存、持ち運びやすさなど、様々なメリットがあります。

真空パックのお米のデメリット

真空パックのお米のデメリット

真空パックのお米は、長期保存に適しており、虫やカビの発生を防ぐことができます。しかし、いくつかの<デメリット> もあります。

価格が高い!?

真空パックのお米は、通常の包装のお米よりも高価なことが多いです。これは、真空包装機や特殊な袋などのコストがかかるためです。

食感が変わる!?

真空パックのお米は、真空状態によって水分が抜け、食感が少し硬くなることがあります。炊飯時に少し水を多めに入れることで改善できます。

真空パックのお米を上手に保存するための注意点

真空パックのお米を上手に保存するための注意点

真空パックのお米は、未開封の場合、常温で約1年間、冷蔵庫で約2年間保存することができます。これは、空気に触れることなく酸化を抑制し、虫やカビの発生を防ぐためです。

ただし、以下の点に注意する必要があります。

高温多湿な場所や直射日光があたる場所を避ける

高温多湿な場所は、お米の劣化を早めます。直射日光が当たる場所や、キッチンのコンロ近くなどは避け、涼しい場所で保存しましょう。

開封後は早めに食べるか、冷蔵庫に保管する

開封後は、お米が空気と触れて劣化が始まります。できるだけ早く食べきるようにしましょう。
または、冷蔵庫にて保管しましょう。こうすることで、酸化による品質劣化を防ぐことができます。

真空状態が破損していないか確認する

真空状態が破損している場合は、保存期間が短くなります。購入時に状態をよく確認し、破損している場合は早めに食べるようにしましょう。

真空パックのお米は、長期保存に適していますが、上記のように注意する必要があります。適切に保存すれば、新鮮なお米を長く楽しむことができます。

自宅でもお米を真空パックができる?

家庭で真空パックができるか!?といえば、『できます!』

最近では、数万円台(1万円から5万円ぐらい)の真空パック機が家庭用として販売されています。
食品の品質管理や長期保存にこだわる人でしたら、機器を購入してもコストパフォーマンスが十分に満たされると思います。

しかし、お米の保存の時や、年間数回しか真空パック作業を行わない方は、機器の購入コストが適切か考える必要があるでしょう。

当家では、お米専用の真空パック機を使用し、『到達真空度-58.6kpa』の真空度が得られる機器を使用しています。
適切な保存管理をしていれば、2年間は高い真空状態の保存が可能であり、お米の品質が十分に維持でき、長期保存が可能です。

まとめ

まとめ

 このように、お米を真空パックで保存することで、鮮度保持、臭い移り防止、持ち運びやすさなど、様々なメリットがあります。また、長期保存に適しており、虫やカビの発生を防ぐことができます。
 未開封の場合、常温で約1年間、冷蔵庫で約2年間保存することができます。これは、空気に触れることなく酸化を抑制し、虫やカビの発生を防ぐためです。

 そして、注意する点として、定期的に真空状態が破損していないか確認することが大切です。もし万一真空パックが破損、開封されていたら、できる限り早めに食べた方がよいでしょう。
 でも、すぐに食べられないようであれば冷蔵庫にて保存しましょう。

 真空パックにて適切に保存すれば、新鮮なお米を長く楽しむことができますし、もしもの時の備蓄米として真空パックのお米はおおいに役に立つことでしょう。

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