【スマート農業への挑戦】ジャンボタニシと闘う無農薬米栽培に、心強い味方「除草ロボット」を導入しました!

私たちの無農薬米栽培へのこだわり
当家では、皆様に安全で安心なお米をお届けするため、
緑肥(ヘアリーべッチ)を施肥した田んぼで、
無農薬のお米の生産に励んでいます。
無農薬栽培において、最も重要で、かつ最も大変なのが「雑草との闘い」です。
当家では、この闘いに勝つため、まずは「土づくり」の土台となる「代搔き(しろかき)」を徹底しています。
300坪(約10アール)もの広さがある田んぼですが、
その高低差をわずか1cm以内に抑える、まさに「ド均平」の代掻きを行っています。
これにより、田んぼ全体に均一に水が行き渡り、雑草の発生を抑えるための理想的な水管理が可能になるのです。
ジャンボタニシ対策と、細心な水管理
当地では、稲の苗を食べてしまう「ジャンボタニシ」の食害が深刻な問題です。
一般的に、無農薬栽培は田植え直後から深い水を張る「深水管理」が主流です。
しかし、これではジャンボタニシが動き回りやすく、
植えたばかりの柔らかい苗がすべて食べ尽くされてしまうリスクがあります。
そのため、当家では、田植え直後は田面がギリギリ水から出ない程度の「浅水」から始めます。
そして、苗が成長して硬くなり、タニシの食害を受けにくくなるのに合わせて、徐々に水を深くしていくという、
非常に細心の注意を払った水管理を行っています。
これまで、この方法で毎年8反(約80アール)の緑肥無農薬米を栽培してきました。
多くのご要望に応えるための、新たな挑戦!
昨今、お客様の「食と健康」に対する意識の高まりから、
「無農薬で栽培されたお米が欲しい」という声を多数いただくようになりました。
これまでご提供できる量には限りがありましたが、
こうした多くの皆様のご要望にお応えしたい。
その一心で、当家は今年から新たな挑戦を始めました。
それが、
除草ロボット(機械名:ミズニゴール)の導入です!
心強い味方!除草ロボット「ミズニゴール」とは?
今回導入した「ミズニゴール」は、GPS(衛星測位システム)を使って自身の位置を正確に把握し、
決められた田んぼの中を規則正しく滑走する、
まさに「スマート農業」を体現するロボットです。
その仕組みは、非常に合理的です。
- 本体のレイキ(熊手のような部品)が田面をひっかく。
- 田んぼの水が泥水で濁る(ミズニゴールの由来です!)。
- 濁った水が日光を遮り、雑草の芽が光合成できなくなる(抑草効果)。
また、このレイキには、水を濁らせるだけでなく、まだ葉齢が低い小さな雑草を直接かき取って除草する効果もあります。


ミズニゴールの働きを、写真・動画でご覧ください!
では、実際にミズニゴールが動いている様子や、その効果をご覧ください。
徹底した除草スケジュールと、これからの展望
ミズニゴールは、田んぼの土質にもよりますが、田植えの5日後から走らせ始めます。
その後、約3〜5日ごとに稼働させ、苗が十分に分げつ(枝分かれ)して成長し、
田んぼ全体を葉で覆って日光を遮るようになるまでの、約1.5〜2ヶ月間(回数にして約10回!)、
ひたすら田んぼを走り続けます。
このロボットのおかげで、除草作業の負担が大幅に軽減され、無農薬米の生産量を増やすことが可能になりました。
私たちは、伝統的な農業の技を大切にしつつ、
こうした最新のスマート農業技術も積極的に取り入れ、
今後も多くの顧客のご要望にお応えできるように頑張ってまいります!
当家の無農薬米の成長を、ぜひ楽しみにしていてください。
たんぼや市河十三代
代表 市川智啓